専門用語集

Glossary

専門用語集

あ行

i-Construction

調査・測量から設計・施工・維持管理までのあらゆるプロセスでICT等を活用して建設現場の生産性向上を図るシステムをいう。

応用測量

道路、河川、公園等の計画、調査、実施設計、用地取得、管理等に用いられる測量をいう。

ICT

ICT(Information and Communication Technology)とは「情報通信技術」の略である。

横断測量

中心杭等を基準にして地形の変化点等の距離及び地盤高を定め、横断面図データファイルを作成する作業をいう。

イノベーション

イノベーションとは、単なる技術革新や新技術の開発ではなく、社会システムや制度全体を含めて、革新・刷新することにより、新しい価値を次々と生み出していくことである。

オートレベル (自動レベル)

円形気泡管によって器械(レベル)をほぼ水平に据え付けさえすれば、コンペンセータ(自動補正機構)により、自動的に水準線が水平になる水準儀をいう。

か行

基準点測量

「既知点」に基づき、新点である基準点の位置を定める作業をいう。

現地測量

現地においてTS(トータルステーション)等又はGNSS測量機を用いて、又は併用して、地形、地物等を測定し、数値地形図データを作成する作業をいう。

空中写真測量

空中写真を用いて数値地形図データを作成する作業をいう。

河川測量

河川、海岸等の調査及び河川の維持管理等に用いる測量をいう。

クラック調査

コンクリート等に発生した裂け目・ひび割れ(クラック)を調査する業務をいう。

工事桁

主に鉄道の下に構造物を施工する際に、軌道を受けかえる為に架設する工事用の桁を「工事桁」といいます。その種類は、工事の目的等によって様々です。PC(プレストレストコンクリート)桁を利用した工事完了後も本設として使用する工事桁など。

カント(鉄道用語)

車両が遠心力により外方に転倒することを防止するために、外側のレールを内側レールより高くすることをいう。

建築限界定規(鉄道用語)

鉄道工事等で建築限界を計測する定規。「建築限界」とは構造物を設けてはいけない限界線をいう。曲線区間は、線形要素に応じて建築限界を拡大しなければならない。

公共測量

「公共測量」とは、「基本測量」以外の測量で、測量法第5条第1号に規定する「その測量の実施に要する費用の全部又は一部を国又は公共団体が負担し、又は補助して行う測量」をいいます。
尚、測量法第4条による「基本測量」とは、「全ての測量の基礎となる測量で、国土地理院の行うものをいう。」とあります。

緩和曲線

①クロソイド曲線 直線部と円曲線部の間に設置する緩和曲線の一種。主に高速道路と鉄道の両方で世界的に使用されています。 「基本型」、「S型」、「卵型」など、様々な形があります。
②サイン半波長逓減曲線 主に日本の新幹線線路の設計で採用されており、高速車両の乗心地が大幅に改善されているそうです。

CAD

CADとは、「Computer Aided Design」の略で、コンピューターによる設計支援を意味します。以前CADが普及する前は、手書きにより図面を作製していましたが、近年は全てCADにより作図は標準となり、建設業界ではなくてはならないアプリケーションソフトです。

境界

「境界」とは,相互に隣接する1筆の土地と他の土地との境を特定するための2以上の点及びこれらを結ぶ直線をいう。 尚、「境界確定」とは、土地の境界が明らかでない場合において、法務局又は地方法務局の長の指定する登記官が境界を確定することをいうものとする。

さ行

ジャイロステーション

吊られているジャイロモーターが地球自転の影響を受けて、子午線を中心に才差運動をするという力学的な性質を利用した方位測位システムをいう。高精度で真北方向を求められる。ダイレクトに真北が求められるため地上・地下を問わずに測定が可能。

GNSS

GNSS(Global Navigation Satellite System / 全球測位衛星システム)は、GPS、GLONASS、Galileo、準天頂衛星(QZSS)等の衛星測位システムの総称です。

CIM

Construction Information Modelingの略称 CIM とは、調査・設計段階から3 次元データモデルを導入し、施工、維持管理の各段階での3次元モデルに連携・発展させることにより、設計段階での様々な検討を可能とするとともに、建設業全体の生産性向上を図ろうとする取り組みのことをいう。

水準測量

「既知点」に基づき、新点である水準点の標高を定める作業をいう。

線形決定

路線選定の結果に基づき、地形図上の交点(以下「IP」という。)の位置を座標として定め、線形図データファイルを作成する作業をいう。

縦断測量

中心杭及びその地盤の標高を定め、縦断面図データファイルを作成する作業をいう。

子午線収差角

公共測量において主に使用される「平面直角座標系」(公共座標系)における「座標北」と、ジャイロステーション等により求められる「真北角」との差を「子午線収差角」といいます。この差を利用してトンネル坑内での正確な測量が可能になります。

GIS

地理情報システム(GIS:Geographic Information System)は、地理的位置を手がかりに、位置に関する情報を持ったデータ(空間データ)を総合的に管理・加工し、視覚的に表示し、高度な分析や迅速な判断を可能にする技術である。

情報化施工

建設事業の調査・設計・施工・監督・検査・維持管理という建設生産プロセスのうち「施工」に注目して、ICTの活用により各プロセスから得られる電子情報を活用して高効率・高精度な施工を実現し、さらに施工で得られる電子情報を他のプロセスに活用することによって、建設生産プロセス全体における生産性の向上や品質の確保を図ることを目的としたシステムをいいます。

シールドトンネル

一般的に円筒形の鋼殻で出来たシールドマシンにより地中を掘削すると同時に、シールドマシン後部でセグメントによる覆工を行い、トンネルを構築する。尚、セグメントとはシールド工法において一次覆工として組み立てる鋼製または鉄筋コンクリート製の部材。

ジオイド

地球の表面の7割は海洋で覆われていて、この水が地球の表面で落ち着いたときに作る面(平均海面)をジオイドといいます。

スラック(鉄道用語)

曲線及び分岐器において車両の走行を容易にするために軌道間隔を内方に拡大することをいう。

3Dプリンター

立体印刷機ともいう。3DCAD、3DCGデータを元に立体を造形する機器をいう。スライスされた2次元の層を1枚ずつ積み重ねていくことによって、立体モデルを製作します。「光造形方式」や「FDM方式」など様々な種類があります。

た行

トータルステーション

距離を測る光波測距儀と、角度を測るセオドライトが一体となった測量機器をいう。

デジタルレベル

バーコード型の標尺を使用して、レベル本体の画像解析機能により目盛を自動的に読み取る水準儀をいう。

電子基準点

電子基準点は、全国約1,300ヶ所に設置されたGNSS連続観測点です。外観は高さ5mのステンレス製ピラーで、上部にGNSS衛星からの電波を受信するアンテナ、内部には受信機と通信用機器等が格納されています。基礎部には、電子基準点付属標と呼ばれる金属標が埋設してあり、トータルステーション等を用いる測量にも利用できるようになっています。

中心線測量

主要点及び中心点を現地に設置し、線形地形図データファイルを作成する作業をいう。

ドローン

無人航空機(UAV:Unmanned Aerial Vehicle)
通称ドローンという。

丁張

設計通りの構造物を現地に建設する為には、その構造物の位置と形状を示す基準となる定規を測設します。このような工事現場に設置された施工用の定規を丁張と呼びます。種類も様々で、単純に土の切盛の施工用に使用する「トンボ丁張」、土の法面を形成する為の「法丁張」、U字溝等の設置時に使用する「門型丁張」などあります。

高さの基準

日本の土地の高さ(標高)は、東京湾の平均海面を基準(標高0m)として測られています。東京湾の平均海面を地上に固定するために設置されたのが日本水準原点です。

トラバース測量

多角点測量ともいいます。 既知座標点から出発し,各折線ごとに距離と夾角(方向角)を測定し,次々と位置を決定して未知の点を測定する測量法をいう。 トラバースには、次のような種類があります。閉合トラバース、結合トラバース、開放トラバース。

点の記

点の記とは、基準点の点名、所在地、土地の所有者、測量年月日、案内図などで構成された書類をいう。

地形図

地形図とは、土地の標高や起伏、河川などの水系、建物・道路・鉄道などの人口地物、土地利用の状況などが、目的とする精度(縮尺)で表現された地図をいう。

等高線

等高線とは、山などの形を表す為に、同じ高さの点をたどって平面図(地形図)に記入した線をいう。コンター(contour)ともいいます。

地上レーザースキャナ

対象物にレーザーを照射する事により、大量の点の集まり(点群)として物体形状を計測できる測量儀をいう。点群一つ一つは3次元座標(X,Y,Z)を持っており、その点群データから必要な位置情報を抽出する事により、様々な用途で利用する事が可能です。

ダボ

トンネルの工事測量で使用する用語。 トンネル内に設置した基準点(トラバー点)をいわゆる「ダボ」といいます。

な行

日本水準原点

水準点の高さを定めるため、明治24年(1891年)に東京都千代田区永田町1-1 国会前庭北地区内(憲政記念館付近)に設置されました。日本水準原点の現在の標高は24.3900mとなっています。

日本経緯度原点

日本の測地系は、世界測地系(ITRF:国際地球基準座標系)に基づいています。 測量法(昭和24年制定)施行令第2条において、日本経緯度原点は、地点:東京都港区麻布台二丁目十八番一地内 日本経緯度原点金属標の十字の交点となっています。【日本経緯度原点数値】 経度:東経 139度44分28秒8869 緯度:北緯 35度39分29秒1572。

ノンプリズム・トータルステーション

近年の測量技術の革新によりプリズム無しで、距離測定が可能となりました。例えば測量作業員の立入が困難な場所でも測量が可能です。また、「プリズム」、「ターゲットシール」へのモード設定できます。

NATM工法

NATM工法とは、New Austrian Tunnelling Method の略で主に山岳トンネルでの工法の一種です。この工法は、吹付けコンクリートとロックボルトを主な支保工としたトンネル施工法です。

は行

BIM

Building Information Modelingの略称。 BIMとは、コンピューター上に作成した3 次元の建物のデジタルモデルに、コストや仕上げ、管理情報などの属性データを追加した建築物のデータベースを、建築の設計、施工から維持管理までのあらゆる工程で情報活用を行うためのソリューションであり、また、それにより変化する建築の新しいワークフローである。(Autodesk社 HP より)

標尺

スタッフともいう。直接水準測量に用いる測量器具の一種です。水準儀(レベル)から、この標尺(スタッフ)に記載された目盛を読み取る事により、標高を求める事ができます。デジタルレベル用のバーコードタイプのものもあります。

方向角

方向角とは、測量法で定められた平面直角座標系のX軸を基線とする角度をいう。

方位角

地磁気の北極方向(磁北)を基線とする角度をいう。

平面直角座標系

日本の平面直角座標系は、19の座標系に分かれており、座標系は、地点の座標値が次の条件に従ってガウスの等角投影法によって表示されるように設定されている。
・座標系のX軸は、座標系原点において子午線に一致する軸とし、真北に向う値を正とし、座標系のY軸は、座標系原点において座標系のX軸に直交する軸とし、真東に向う値を正とする。
・座標系のX軸上における縮尺係数は、0.9999とする。
・座標系原点の座標値は、X=0.000メートル、Y=0.000メートル ※国土地理院ホームページによる。

ヘルマート変換

測量座標変換方法の一種。例えば、公共座標を任意座標へ変換したり、任意座標を公共座標に変換したりする時に使用。

ま行

マンモス(MONMOS)

SOKKIAが開発した高性能「3次元計測システム」をいう。測定対象物を計測しやすい任意点に機械を設置し、バック点となる任意の2点ないし3点を計測する事で座標系が設定され計測開始する事が可能。データコレクタによりその場で、3次元(X、Y、Z)座標を取得できます。特に変状計測に効果を発揮します。

マルチパス

マルチパスとは、建造物や地形などの影響で電波の屈折や反射が生じることで同時に発信した直接波よりも遅れて受信機に到達することで起こる障害をいいます。測量では、主に「GNSS測量」時に精度が低下する等の悪影響を及ぼします。

や行

用地幅杭設置測量

用地取得等に係る用地の範囲を示すため所定の位置に用地幅杭を設置する作業をいう。

用地測量

土地及び境界等について調査し、用地取得等に必要な資料及び図面を作成する作業をいう。

ら行

路線測量

線状築造物建設のための調査、計画、実施設計等に用いられる測量をいう。

レーザー墨出し器

主に構築の現場で使用する測量器具。十字線や水平線等 機種によって数種類のレーザーを照射する事で墨出し測量の効率がアップする。

レーザー距離計

測量用語又は現場で使用する用語としては、簡易ハンディタイプのレーザー照射により測定する距離測定器をいう。

わ行


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